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[読書]Bruno Latour, ”Drawing things together,” pp. 19- 68 in Michael Lynch and Steve Woolgar, eds.  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-5 9:00) 
これはいろいろな意味で便利な文献。Latourの基本的な基本的な考え方がコンパクトにまとまっている。ただ、彼自身のオリジナルな実証的な研究内容は余り入っていない(それについてLaboratory Lifeを参照)。いろいろな研究をまとめた、一種の総説論文といえる。そうだとしても、理論的な切り口は独自のもので、古典的な著作が新たな光で読みなおされるのを見るのはとても面白い。Latourに関しても、なぜ彼がinscriptionにこだわるのか、の動機の出どころの大きな枠組みがよくわかる。 ただ、ちょっとい ...
[日記]  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-5 9:00) 
雨。昨日と同じく、午前中遅くに湘南国際村へ行き、昼食。 明後日の東大駒場の授業のためにLatourを読み直す。 夕食後2000m泳いで帰宅。
[映画]The Andromeda Strain  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-4 9:00) 
http://www.imdb.com/title/tt0424600/ 70年代の映画のほうではなくて、去年出たテレビ映画。いや、べつにとくに他意があって観た訳ではなく、たまたま録画してあったので。 70年代に映画が出たとき、あるいはCrichtonが原作を書いたときは、かなり新しい話だったのかもしれないけれど、こうしてみると、驚くほど公式通りというか。それなりに良くできているのだが、よくあるSFの要素をうまくまとめた、という感じの映画になっている。技術の乱用の問題だの、環境保護と種の多様性の尊重だ ...
[時事][大学]大学進学率は20%でいい  「下流大学」に税金投入価値なし (JCASTニュース)  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-4 9:00) 
http://www.j-cast.com/2009/05/04040502.html これは驚き。しかし、こういうのが案外一般的な見方なのかもしれない。ようするに大学に入りやすいと若い人たちが勉強しないので、大学を狭き門にせよ、ということらしい。 だが、入学試験自体は学力を伸ばすことを意図しているわけではない。問題は、大学にいる間に学生が勉強しないことである。だったら、大学を減らすのではなく、単位取得の基準を厳格にし、簡単に学士号を与えなければ良い。今は勉強すべきことはいくらでもあるのだから、大学で ...
[時事][STS]Mike Davis, ”Global Agribusiness, SARS and Swine Flu,” The Asia-Pacific Journal, Vol. 1  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-4 9:00) 
http://japanfocus.org/-Mike-Davis/3134 人獣共通感染症の容疑者としてのアメリカ巨大アグリビジネスについての話が記事の後半。劣悪な環境のなかで密集して糞尿にまみれて飼育される豚が、免疫力を低下させ、新種のインフルエンザを進化させたのではないかと、ということらしい。 で、ちょっと調べてみるとスミスフィールドフーズの話は日本でもあちこちで言われはじめているらしい。もちろん、何も確証のある話でもないので、あれが今回のインフルエンザの原因だということはできない。ただでさえ、 ...
[読書]常石敬一『戦場の疫学』海鳴社、2005.  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-4 9:00) 
戦場の疫学 作者: 常石敬一 出版社/メーカー: 海鳴社 発売日: 2005/11 メディア: 単行本 戦前の陸軍の防疫についての、一次資料に基づいた歴史的研究。1936年の浜松の食中毒事件と1940年の新京のペストが主要な事例で、731部隊がいかにペストを流行させるための知見を得ていったかという話。かなり科学史的の学術的なスタイルで、あまり一般向けではないかもしれない。歴史家としては、新京ペスト謀略説の検証がとくに興味深い。著者は解学詩やシェルダン・ハリスの謀略説の根拠を検討して、そ ...
[日記]  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-4 9:00) 
朝、久しぶりにWii Fitをやってみて、BMIがだいぶ上昇していて、標準の上限に近づいていることに気付く。どうも、筋肉がつきすぎて体重が増えているようである。体脂肪率のほうは17ぐらいらしいので、たぶん、肥満ではないはずである。プールで息を吐き出すと面白いように沈むのに気付いていたが、どうやら筋肉というのは比重が水より大きいらしい。 午前遅くから大学へ行く。湘南国際村フェスティヴァルというものをやっていて臨時バスまで出ている。いつもより人が多いけれど、多すぎというほどでもない。もとまちユニオンの前で ...
[ゲーム]Vista版のフリーセル  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-2 9:00) 
Vistaにはおまけでいろいろゲームがついてきている。XPからフリーセルはあったけれど、Vista版では、途中で終了するとゲームをセーブでき、あとで再開できるようになっている。ところがこれはゲームデザイン上の失敗である。行き詰ったときに、フリーセルを保存・終了する。次にゲームをするときに、保存したゲームをロードするか、新たにゲームを始めるか選択できるので、そこで新たに別のゲームを始めることができる。つまり、前に行き詰った分の負けがカウントされないのである。
[雑][時事]「「脳力アップ」に要注意」(日経BP)  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-2 9:00) 
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090203/184799/ 脳科学の流行と骨相学との類比は面白いと思ったのでメモ。 ここで言及されているOECDの報告書は2年前に出ている: Understanding the Brain: The Birth of a Learning Science 作者: Organization for Economic Cooperation&出版社/メーカー: Organization for Economic ...
[読書] 溝口 元 、 松永 俊男 『生物学の歴史』(放送大学教育振興会、2005)。  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-5-2 9:00) 
生物学の歴史 (放送大学教材) 作者: 溝口元, 松永俊男 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会 発売日: 2005/03 メディア: 単行本 授業の準備のため。私が科学史についてしゃべると物理学に偏る傾向があるので、そのバランスをとるためにちょっと読んでみた。放送大学の教科書は科学史・科学論関係が案外多く、短くて、手ごろでよい。人名表記にところどころ「?」なところがあるのだが。



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